柏駅周辺再開発事業プロジェクトPROJECT STORY

柏駅周辺
再開発事業プロジェクト

関根 健司

東京本店 工事部 工事課 係長
2004年入社 日本大学卒

古くなった都市機能を再生させ
より魅力的な街づくりに挑む

都市に命を吹き込み生まれ変わらせる責任とやりがいのある任務

千葉県北西部に位置する柏市は、41万人以上を擁する中核都市。そのターミナル駅である「JR柏駅」の周辺は中心市街地として発展を遂げてきた。しかし、建物の老朽化が進むと同時に求心力が低下。そこで、駅周辺を中心とする再開発によって都市基盤を強化し、再び魅力的な街へと生まれ変わらせる取り組みがスタートした。

この柏駅周辺再開発プロジェクトは、大きく5つのエリアに分かれる。浅海電気が担当するのは、東口側、D街区第一地区と呼ばれるエリア。商業・公益施設と集合住宅からなる27階建複合ビルの建築を中心とする開発工事だった。本プロジェクトに当たったのは、入社13年目の関根をリーダーとする8名のメンバーたち。複合ビルの電気設備工事をはじめ、駐車場、周辺道路における照明・防災設備の設置が与えられた任務だ。プロジェクト着任にあたり、関根には並々ならぬ想いがあった。「1つの建物をつくりあげる仕事は、大きな喜びと達成感があります。しかし、今回のプロジェクトは、建物はもちろん都市機能をつくりあげるという壮大なもの。自分たちの仕事がこの地域で暮らす方々をはじめ、ここを訪れる数多くの人々の役に立つことを考えると、今まで以上の闘志が湧きましたね」。

 

さまざまな難関がプロとしての自分を鍛え成長させていく

プロジェクトがスタートし、まず難航したのが施工計画だ。駅周辺には多くの人々が行き交い、店舗やオフィスビルが数多く建ち並ぶ。
そうした市街地での工事では、周辺への配慮が必要不可欠になる。「車両制限や工事時間の制限など、厳しい条件のもと施工を進めていかなければなりません。資材を搬入したり作業を行うのは当社だけではありませんから、建築会社をはじめ、他の設備業者と協議を重ね粘り強く調整を図りながら、いかに工期内に完工させるかが重要な鍵となりました」。

また、手掛ける建物は商業・公益施設と集合住宅の複合ビル。法的な制限も関根の頭を悩ませた。「1棟の建物に対し複数の用途がある場合、複合用防火対象物として防災設備の基準がより一層厳しくなります。工事はより複雑になり、より綿密な計画が必要となるわけです」。ただでさえ制約の多い条件での厳しい工期に加え、難易度の高い施工内容。高層ビル建築や都市開発事業に初めて挑む関根にとって、まさに苦労の連続だった。事前に自社の過去の物件資料を参考にしながら先輩社員からもヒアリングを重ね、未知の世界に臨んだ関根。初めての経験やさまざまな難関を乗り越えていく中で、自分自身が鍛えられたと実感する。

工事が完成し再びにぎわいを見せる現場にたたずむ関根。行き交う人々を眺めながら「改めてこの仕事の意義や手応えの大きさを実感しますね」と笑う。

 

人と関わり人から学ぶ仕事の中で己の殻を打ち破れ

一人のプロとして一歩も二歩も成長させてくれた本プロジェクトだが、そこには共に力を合わせたメンバーの存在も大きかったという。「自分自身、初めての経験だらけだったことに加え、メンバーも入社1年目や若手が多かったのが今回のチーム。責任を預かるリーダーとしてそれぞれの仕事を統括し動かしていく毎日は本当に大変でしたが、後輩たちから気づかされ学ぶことも多かった」と振り返る。

「この仕事はプロジェクトの仲間をはじめ、施工に携わる多くの会社や職人さんたちなど、人と関わる仕事と言っても過言ではありません。だから、専門スキルや知識だけでなく、コミュニケーションがなければ成り立たないんです」

もともと人と話をするのは苦手なほうと苦笑いする関根だが、多くの人と関わり、そこからいろいろなことを学び取っていく中で、今の自分を築いてきた。自分と同じように苦手意識を持つ後輩たちには「自分の殻を打ち破るぐらいの気持ちで、臨んでいくことが大事」とエールを送る。

 

ひとつの大仕事を終えた今、関根には新たな目標がある。それは、多くの人が集まり熱狂するスタジアムのようなスポーツ施設への挑戦だ。「私たちが手掛ける建物は、人の暮らしや企業活動、社会に必要な施設など幅広い分野に及びます。今度は人を喜ばせ心を豊かにするような場所をつくりあげていきたいですね」。意気込みも新たにした関根は、夢に向かって前進する。

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